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【今日は何の日?】11月25日=日本一の長尾鶏がトビにかみ殺される(1961年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
62年前の1961(昭和36)年。高知県南国市の農業男性(50)宅で飼育されており、日本一長く美しい尾を披露しては訪れた観光客を楽しませ、時には東京や大阪のデパートにまで"出張"し、人気を集めていた長尾鶏「土佐の花号」(天然記念物、白藤系)が、この日の夕方、同じ宅内で飼育されているトビ(トンビ)にかみ殺されてしまう事件が起きました。
土佐の花号は満10才。人間ならば100才以上の長寿鶏でした。老鶏だけに動作が鈍くなっており、巣箱から乗り出しているところをトビに襲われてしまった模様です。
長尾鶏が人間の前に現れてから約300年。土佐の花号は全長8.42mともっとも長い尾を持つ鶏として知られ、観光名物ともなっていました。その子孫は80羽以上もいたと伝わります。
飼い主の男性は「もう、こんな尾の長い鶏を育てられるかどうかわからない。家族同様にかわいがっていたので、はく製にして永久に保存したい」と悲しんでいたそうです。
参照 昭和36年11月29日付毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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