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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/12/05

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【今日は何の日?】12月5日=スウィングの王様、ベニー・グッドマンが90分だけの初来日(1956年)/ 雑学ネタ帳

12月05日(ベニー・グッドマン).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

67年前の1956(昭和31)年。米国ジャズ界の巨匠、名指揮者、名クラリネット奏者として知られ、"スウィングの王様"と呼ばれたベニー・グッドマンと、その楽団一行が初来日しました。しかし、その滞在時間はわずか90分だけでした。

一般的にグッドマンの初来日は翌57(昭和31)年1月12~15日に東京・産経ホールで行われた特別公演時とされていますが、厳密にはこの12月が初来日だったのです。

グッドマン一行を乗せたパンナム機は夜の11時8分に羽田空港に到着。しかし、90分後の12月6日、午前0時30分に一行は慌しくタイのバンコクへと飛び立っていきました。直行便が少なかった当時ならではのトランジットだったのです。 


日本国内でジャズ人気が高まっていただけでなく、この年の1月にはグッドマンの自伝映画『ベニイ・グッドマン物語』が日本公開されており、国内のジャズ愛好家の間では、グッドマンの来日が渇望されていました。

そんなタイミングでの「90分初来日」は新聞等でも報道され、ファンは約1か月ほどの「おあずけ気分」を味わうことになります。しかし翌年1月に今度こそ本当に来日したグッドマン一行は、ジャズ黄金時代と呼ばれた1930年代と同じく15人編成というフルメンバーで演奏を行い、ファンを大いに喜ばせたのでした。

 参照 : 昭和31年12月6日付の毎日新聞夕刊 

        文 / 高木圭介


 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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