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【今日は何の日?】12月5日=スウィングの王様、ベニー・グッドマンが90分だけの初来日(1956年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
67年前の1956(昭和31)年。米国ジャズ界の巨匠、名指揮者、名クラリネット奏者として知られ、"スウィングの王様"と呼ばれたベニー・グッドマンと、その楽団一行が初来日しました。しかし、その滞在時間はわずか90分だけでした。
一般的にグッドマンの初来日は翌57(昭和31)年1月12~15日に東京・産経ホールで行われた特別公演時とされていますが、厳密にはこの12月が初来日だったのです。
グッドマン一行を乗せたパンナム機は夜の11時8分に羽田空港に到着。しかし、90分後の12月6日、午前0時30分に一行は慌しくタイのバンコクへと飛び立っていきました。直行便が少なかった当時ならではのトランジットだったのです。
日本国内でジャズ人気が高まっていただけでなく、この年の1月にはグッドマンの自伝映画『ベニイ・グッドマン物語』が日本公開されており、国内のジャズ愛好家の間では、グッドマンの来日が渇望されていました。
そんなタイミングでの「90分初来日」は新聞等でも報道され、ファンは約1か月ほどの「おあずけ気分」を味わうことになります。しかし翌年1月に今度こそ本当に来日したグッドマン一行は、ジャズ黄金時代と呼ばれた1930年代と同じく15人編成というフルメンバーで演奏を行い、ファンを大いに喜ばせたのでした。
参照 : 昭和31年12月6日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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