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【今日は何の日?】12月20日=昭和天皇が発見!皇居にて中南米産の珍鳥・キムネオオハシが捕獲される(1979年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
44年前の1979(昭和54)年。皇居の吹上御苑内へと迷い込んでいた中南米産の珍鳥・キムナオオハシ(オオオハシ科)が保護され、午後になって警視庁丸の内署に"拾得物"として届けられました。
保護されたキムナオオハシは体長約40cm。羽は黒く、首から胸にかけては黄色で、くちばしは緑、赤、青と、国産鳥と比べると実に色あざやかなのが特徴です。
約1か月前から吹上の森を飛んでいる姿を昭和天皇(当時78歳)、香淳皇后(当時76歳)をはじめ、宮内庁の職員たちに目撃されていました。この日は寒さと餓えのためにかなり衰弱しており、霜錦亭(そうきんてい=皇居・吹上御苑内にある茶屋)のわきにうずくまっているところを、庭園の職員によって捕獲されました。
昭和天皇はすぐに「キムネオオハシじゃないか?」と言われ、鳥類に詳しい常陸宮さま(当時44歳)に確認したところ、まさしくキムネオオハシでした。
どうやら飼われていたペットが逃げ出したものらしく、丸の内署では飼い主が見つかるまで、上野動物園に預かってもらうことにしたそうです。
参照 : 昭和54年12月21日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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