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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/12/20

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【今日は何の日?】12月20日=昭和天皇が発見!皇居にて中南米産の珍鳥・キムネオオハシが捕獲される(1979年)/ 雑学ネタ帳

キムネオオハシ.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

44年前の1979(昭和54)年。皇居の吹上御苑内へと迷い込んでいた中南米産の珍鳥・キムナオオハシ(オオオハシ科)が保護され、午後になって警視庁丸の内署に"拾得物"として届けられました。

保護されたキムナオオハシは体長約40cm。羽は黒く、首から胸にかけては黄色で、くちばしは緑、赤、青と、国産鳥と比べると実に色あざやかなのが特徴です。

約1か月前から吹上の森を飛んでいる姿を昭和天皇(当時78歳)、香淳皇后(当時76歳)をはじめ、宮内庁の職員たちに目撃されていました。この日は寒さと餓えのためにかなり衰弱しており、霜錦亭(そうきんてい=皇居・吹上御苑内にある茶屋)のわきにうずくまっているところを、庭園の職員によって捕獲されました。

昭和天皇はすぐに「キムネオオハシじゃないか?」と言われ、鳥類に詳しい常陸宮さま(当時44歳)に確認したところ、まさしくキムネオオハシでした。

どうやら飼われていたペットが逃げ出したものらしく、丸の内署では飼い主が見つかるまで、上野動物園に預かってもらうことにしたそうです。
 
 参照 : 昭和54年12月21日付の読売新聞朝刊 

        文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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