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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/12/29

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【今日は何の日?】12月29日=人気浪曲師・二代目広沢虎造が死去(1964年)/ 雑学ネタ帳

12月29日(二代目広沢虎造).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

59年前の1964(昭和39)年。午後6時30分すぎ、人気浪曲師二代目広沢虎造さんが東京・豊島区西巣鴨の自宅にて死去しました。享年65。

1899(明治32)年に東京・芝白金で生まれた虎造さんは、19歳で大阪の初代広沢寅吉さんに弟子入り。"天華"の芸名で修行し、3年後に講談師の神田伯山(三代目)さんから教えられた『清水次郎長伝』に独特の節をつけ、「馬鹿は死ななきゃなおらねえ」などの名文句を創造しつつ、独特な"虎造節"で大人気に。31歳にして二代目の広沢虎造を襲名しました。

以降はラジオレコードといった音声メディアの普及にも後押しされつつ、育代夫人による合三味線と虎造節による次郎長物は一世を風靡。浪曲界のアイコン的存在として高い人気を誇り続けていました。59(昭和34)年春に高血圧による脳内出血に倒れ、一時は回復を見せたものの、63(昭和38)年6月に引退を表明。自宅で療養生活を送っていた矢先の訃報でした。

本格的なテレビ時代に入ると、浪曲は他の娯楽演芸に押され気味となり、現在は若い人にも馴染みの薄い娯楽となってしまいました。しかし、この四半世紀、コミックにアニメに大人気であり続ける『ONE PIECE』は、作者の尾田栄一郎さんが大のファンということもあり、浪曲や映画の『清水次郎長伝』が下敷きになっていると言われています。

ストロング小林選手ラッシャー木村選手、若き日のアニマル浜口選手らが活躍していた国際プロレス、プロ野球などTBSの各スポーツ中継、またウルトラマンやウルトラセブンが怪獣と、あるいは快獣同士が造成地や海岸にて延々とバトルを繰り広げる伝説の5分番組『ウルトラファイト』(70年)のナレーションで名調子を聴かせていた、TBSの山田二郎アナウンサーは、そんな広沢虎造さんの次男にあたります。豆知識。

 参照 : 昭和39年12月30日付の毎日新聞朝刊

          文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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