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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/01/04

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【今日は何の日?】1月4日=NHK大河ドラマ史上、最古の時代が舞台の『風と雲と虹と』放送スタート(1976年)/ 雑学ネタ帳

01月04日(風と雲と虹と).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

48年前の1976(昭和51)年。夜8時からNHK大河ドラマの第14作『風と雲と虹と』が放送スタートしました。

舞台は平安時代中期。律令体制の崩壊とともに地方の豪族たちが「武士」として台頭した時期を舞台とし、その先駆者である平将門の生涯が1年間に渡って描かれました。

人気のある戦国時代や幕末期を扱った作品が多いことで知られる大河ドラマ史上で唯一、全話が西暦3ケタ台という最古の時代が舞台となっており、この作品に続くのが、この1月7日(日曜)に放送スタートする、同じく平安時代中期を舞台に紫式部が主人公となる第63作『光る君へ』ということになります。

原作は海音寺潮五郎さんの『平将門』と、同時代を生きた藤原純友が描かれた『海と風と虹と』。「」を外して「」と入れることで関東を本拠地とした平将門のイメージに近づけた物語としたそうです。この日に放送された第1話「将門誕生」の冒頭では、原作者の海音寺さん自らが画面に登場し、この時代の成り立ちや世界観を説明しています。

主演の平将門役は加藤剛さん(当時37歳)で、そのライバルとして描かれる藤原純友役は緒形拳さん(当時38歳)。また当時、大きな話題となったのは結婚(73年)以来、しばらくドラマから遠ざかっていた吉永小百合さん(当時30歳)が、ヒロインの一人・貴子姫役で久々にドラマ出演したことでした。

この貴子姫は第36話「貴子無残」にて、兵士たちに集団で乱暴されたうえに絶命するという衝撃的なラストを飾ります。内容だけでなく、この演出が大変ショッキングなもので、画面が高速でグルグルと回り出し、ようやく画面がストップすると、半裸となった貴子姫が口から血を流して絶命しているというものでした。

内容の凄惨さだけでなく、画面を見ていて本当に目が回り、気分が悪くなってしまった人も続出。今ならば大問題となっていたかもしれませんね。 
 
 参照 : 昭和51年1月4日付の読売新聞朝刊

                    文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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