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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/01/05

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【今日は何の日?】1月5日=女優・沢田雅美が深夜に迷子を保護(1975年)/ 雑学ネタ帳

01月05日(沢田雅美).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

49年前の1975(昭和50)年。数々のホームドラマ等に出演し、人気の女優・沢田雅美さん(当時25歳)が深夜1時45分ごろ、乗用車で東京・台東区浅草2丁目の言問通りを走行中、横断歩道にてパジャマ姿で泣きながら歩いている幼女(3つ)を発見。沢田さんらは迷子を車に乗せて、近くの浅草署へと届けました。

署に保護された後も女の子は名前も言わずに泣きっ放し。沢田さんは約1時間にわたって女の子を抱っこしつつ、お菓子をあげるなどしてあやしていたとか。

約1時間後、近所に住む飲食店経営の男性(28歳)が浅草署の管内にある西浅草三丁目交番に「子どもがいなくなった」と届け出たことから、女の子はこの男性の娘であることが判明し、無事に引き取られました。

浅草署の調べによりますと、前日(1月4日)の夜8時ごろ、女の子の両親は女の子を寝かしつけた後に、近所で経営する店に働きに出ていました。ところが真夜中に目を覚ました女の子は、両親がいないことに気がつき、カギをあけて外へと飛び出し、泣きながら両親を捜して真夜中の言問通りを歩いていたのです。仕事を終えて帰宅した両親は、一人娘の不在に気がつき、慌てて交番へと駆け込んだ次第です。まるで、沢田さんが出演するホームドラマの一幕のような出来事でした。

沢田さんはこの夜、母親と一緒に浅草在住の踊りの師匠宅に年始の挨拶に出向いた帰り道でした。女の子の父親から「どうも、ありがとうございました」と何度も頭を下げられた沢田さんは「小さな女の子が寒さに震えて泣きながら歩いていたので、運転手さんに車を止めてもらい、署まで送り届けました。でも署内でも泣き続けるので、ついかわいそうになって。母親役はまだやったことがないので、なかなかうまくいかなくて...」と語っていたそうです。

お茶の間で人気の女優・沢田さんに保護された女の子も、今は52歳となっています。

  参照 : 昭和50年1月5日付の読売新聞夕刊

         文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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