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【今日は何の日?】1月8日=テレビ爆発が原因で中央大学寄宿舎が全焼~レスリング部員が焼死(1974年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。夜11時ごろ、中央大学富坂グラウンド内の同大学体育部合宿所(東京・文京区春日)に併設された寄宿舎から出火。木造平屋建ての同寄宿舎460平方mが全焼しました。
焼けた寄宿舎では、この日からレスリング部、ボクシング部、相撲部、重量挙げ部の各部員40~50人が泊まり込み、冬季トレーニングに入ったばかり。この火事により同寄宿舎に寝泊まりしていたレスリング部員(19歳=文学部2年)が焼死体で発見されました。
富坂署が火事の原因を調査したところ、火元付近で友人と雑談していたレスリング部の3年生(21歳)が、出火の15分ほど前に3段ベッドの一番上にある寝床で、ポータブルテレビ(白黒の14型)のスイッチを入れて、下の段の部員と話していたところ、突如としてバーンという音とともにテレビが爆発していたことが判明。テレビ爆発の火の粉がシーツについた途端、たちまち火が燃え上がったと証言しています。
このテレビは前年(73年)に、この3年生部員が先輩から譲り受けたモノだったとか。また全焼した寄宿舎は55(昭和30)年ごろに建てられた老朽建物だったそうです。
参照 : 昭和49年1月8日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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