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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/01/23

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【今日は何の日?】1月23日=紙不足で異色の折り込み広告が登場!(1974年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。日本列島は石油ショックに伴う紙不足に悩まされていました。

この日の朝、青森県むつ市内で配達された新聞に、古新聞に赤インクで内容が印刷されているのみという異色のチラシが折り込まれていました。

広告主はむつ市本町にある手芸用品・毛糸専門店。店主(当時40歳)のアイデアによるこのチラシには、「大変失礼かと思いますが、紙不足に協力の意味で~」との断り書きつきで、約1万枚が新聞に折り込まれたのでした。

店主は古物商から古新聞紙を買い、1ページの半分に自分で広告文とデザインを考え、印刷屋さんへと持ち込んでチラシを印刷。「経費は古新聞代が200円。印刷代が約2万円。新聞紙を再利用して、物価値上げに抵抗する姿勢を示しました」(店主)とのこと。

異色のチラシを手にお店を訪れた娘さんや主婦たちの反応も「このモノ不足時代に痛快な広告ですね」とか「この店は消費者の味方という気がしますよ」と好評だったそうです。
 
 参照 : 昭和49年1月24日付の朝日新聞朝刊

      文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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