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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/01/31

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【今日は何の日?】1月31日=エマニエル夫人が「夜のヒットスタジオ」出演をドタキャン(1977年)/ 雑学ネタ帳

01月31日(エマニエル夫人).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

47年前の1977(昭和52)年。映画『エマニエル夫人』で世界的人気を誇っていた女優、シルビア・クリステルさん(当時24歳)が、5月に日本公開を控えたフランス映画『華麗な関係』のプロモーションのため来日。夜10時から放送の人気音楽番組『夜のヒットスタジオ』(生放送)にゲスト出演することになりました。

この日の新聞テレビ欄には「本邦初演!エマニエル夫人」の文字が踊ります。当時、セクシーのアイコンとなっていたシルビアさんは男性のみならず女性からの支持も高かったため、スケベ心満々の男性視聴者だけでなく、女性視聴者からの期待も高かったようです。

当時の司会は井上順さん芳村真理さんのコンビ。この日の出演歌手は内藤やす子さん布施明さん岸洋子さん小柳ルミ子さん太田裕美さんらがラインナップされています。

ところが、番組も終盤になってから、日本滞在中のシルビアさんが41度もの高熱を出したため、急きょ、番組出演が中止になったことが告げられます。

病気は仕方のないことですが、発表が放送終了間際だったため、シルビアさん目当ての視聴者の怒り&落胆が爆発。翌週の新聞テレビ欄には、「高熱が原因ならば、出演キャンセルは番組が始まる前からわかっていたはず」など、フジテレビに対する抗議の投書が殺到したのでした。

『エマニエル夫人』の日本公開(74年12月)から2年以上が過ぎていたものの、あらためてシルビアさん人気の高さが証明された格好です。高熱から回復したシルビアさんは、翌週2月7日の放送に出演しました。 
 
 参照 : 昭和52年1月31日付読売新聞朝刊

    文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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