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【今日は何の日?】2月8日=阪急西宮球場の"新兵器"が着工(1966年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
58年前の1966(昭和41)年。プロ野球、パ・リーグの阪急ブレーブス(現・オリックスバファローズ)の本拠地・阪急西宮球場(兵庫県西宮市)のスコアボードに日本初となる"新兵器"の建設工事がスタートしました。
その新兵器の正体は、なんとスコアボード中央に設置される5m四方の巨大スクリーン。電光掲示板でも液晶パネルでも大型ビジョンでもなく、映画館と同じくスクリーンに映写する巨大な映写幕です。
場内アナウンスに合わせて、選手のカラー写真や打率などを映し出したり、他球場の速報ニュースなどを映し出すファンサービス用に設置が決まったものです。もちろん日本初の試みでした。
これは前年(65年)秋に親会社の阪急電鉄の副社長が渡米し、ニューヨーク・メッツなどのメジャー球団が使用する球場を視察した際に、このシステムが目に入り、さっそく購入を決めたものでした。
巨大スクリーンは米国製で、ネット裏から画像をリモートコントロールで映写する設備は、東宝技術研究所に製作を依頼。工費は1,700万円也だったそうです。
阪急電鉄の西宮北口駅前にあった西宮球場でしたが球団がオリックスへと身売り(88年)した14年後の2002年をもって閉場。2004年から2005年にかけて解体され、跡地は現在、大型複合商業施設「阪急西宮ガーデンズ」となっています。
参照 : 昭和41年2月12日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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