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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/02/08

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【今日は何の日?】2月8日=阪急西宮球場の"新兵器"が着工(1966年)/ 雑学ネタ帳

阪急西宮スタジアム(西宮市/2002年).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。プロ野球、パ・リーグの阪急ブレーブス(現・オリックスバファローズ)の本拠地・阪急西宮球場(兵庫県西宮市)のスコアボードに日本初となる"新兵器"の建設工事がスタートしました。

その新兵器の正体は、なんとスコアボード中央に設置される5m四方の巨大スクリーン電光掲示板でも液晶パネルでも大型ビジョンでもなく、映画館と同じくスクリーンに映写する巨大な映写幕です。

場内アナウンスに合わせて、選手のカラー写真打率などを映し出したり、他球場の速報ニュースなどを映し出すファンサービス用に設置が決まったものです。もちろん日本初の試みでした。

これは前年(65年)秋に親会社の阪急電鉄の副社長が渡米し、ニューヨーク・メッツなどのメジャー球団が使用する球場を視察した際に、このシステムが目に入り、さっそく購入を決めたものでした。

巨大スクリーンは米国製で、ネット裏から画像をリモートコントロールで映写する設備は、東宝技術研究所に製作を依頼。工費は1,700万円也だったそうです。

阪急電鉄の西宮北口駅前にあった西宮球場でしたが球団がオリックスへと身売り(88年)した14年後の2002年をもって閉場。2004年から2005年にかけて解体され、跡地は現在、大型複合商業施設「阪急西宮ガーデンズ」となっています。

 参照 : 昭和41年2月12日付の毎日新聞朝刊

             文 / 高木圭介

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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