#エレベーター#エレベーターガール#マネキン#上野#上野松坂屋#今日は何の日?#台東区#圧死#宿直#昭和27年(1952年)の出来事#東京都#泥棒#背広#警視庁上野署
【今日は何の日?】2月9日=上野松坂屋のエレベーターで泥棒が圧死(1952年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
72年前の1952(昭和27)年。上野松坂屋(東京都台東区)エレベーターの屋根に隠れていた泥棒が、開店とともに動き出したエレベーターと天井に挟まれて圧死するという事故が起きました。
朝10時ごろ。上野松坂屋東側エレベーターの右端1台が数名のお客さんを乗せて4階まで降りてきたところ、エレベーター内に人間の血らしき液体がポタポタと流れ落ちてきました。
驚いたエレベーターガール(21歳)が、すぐにエレベーターを止め、調べてみたところ、なんとエレベーターの屋根には青い背広を着た若い男が上半身を粉々に砕かれた状態で倒れ、すでに息絶えていたのです。
すぐに通報を受けた警視庁上野署員が調査を開始。実はこの日の朝6時ごろに宿直男性(40歳)が店内を見回っていたところ、2階の洋服売り場にて、マネキンに着せられ展示販売されていた青い背広(価格は1万円)が盗まれており、さらに4階の貴金属売り場では陳列ケースがこじ開けられ、銀のネックレス90点も盗まれており、すでに同署に届け出が出されていたのでした。
男は夜間にデパートに侵入し、屋上のエレベーター機械室からワイヤーロープを伝っては各階を物色。マネキンが着ていた青い背広を拝借しては着替え、他にも盗みを働き、1階に止まっていたエレベーターの屋根に隠れていたところ、開店とともに動き出したエレベーターによって天井に挟まれ、無残にも圧死してしまったものと見られています。
参照 : 昭和27年2月9日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。