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【今日は何の日?】2月13日=83基もの「連続墓石倒し」犯人が自首(1970年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
54年前の1970(昭和45)年。東京・西多摩郡羽村町(現・羽村市)にある禅宗の寺「一峰院」にて、数日前から墓地の墓石が何者かによって倒されまくるという事件がありました。倒された墓石の数はなんと83基にのぼります。
この時期、近隣の八王子市内でも墓地が荒らされるという事件があり、捜査を進める警察でも背後関係を警戒し、警視庁捜査一家まで応援に乗り出すという騒ぎになったのでした。
ところがこの日の朝、事件を捜査中の警視庁福生署に意外な犯人が母親に付き添われて"自首"してきたのです。犯人の正体はなんと4歳の坊や二人組。坊や2人は泣きじゃくりながら犯行を"自供"するに至りました。
なんでも2月はじめに、寺院内で遊んでいた2人は、押しくらまんじゅうの要領で2人がかりで墓石を押してみたところ、意外にもアッサリと倒れたため、その感触が面白く、以来、毎日のように墓地へと通い"禁じられた遊び"に励んでいたそうです。4歳児2名が数日がかりで高さ60cmもの墓石を83基も倒していたのですから、なかなかの力持ちです。
犯行が発覚したのは、母親が子どもの手が傷だらけとなっていたのを不審に思い、問い詰めたところ、とんだ肉体労働が発覚。2人が自供した通り、現場からは小さな足跡も見つかりました。
犯人発覚で一件落着したものの、相手が4歳児とあり捜査陣はやや拍子抜け。行為自体はかなりバチ当たりなものですが、墓石の下敷きになるなど2人がケガをする前に発覚したのは不幸中の幸いでした。
参照 : 昭和45年2月13日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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