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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/02/14

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【今日は何の日?】2月14日=警視庁選りすぐりの「フクロウ部隊」が初出動!(1964年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど60年前の1964(昭和39)年。警視庁に新たに発足した「組織暴力犯罪取り締まり本部」の実働部隊として、暴力団の動きを探り、暴力事件を摘発するために第一、第二機動捜査隊の選りすぐり100人にて編成された夜間パトロール班(通称・フクロウ部隊)がいっせいに、夜から都内の盛り場に初出動しました。 

パトロールするのは銀座新橋浅草江東蒲田新宿(※淀橋と四谷の2ブロック)、池袋渋谷城北と計10ブロック。各ブロック、警部を班長とし、10人1班で1ブロックを担当。覆面パトカー携帯無線機テープレコーダーなど最新の科学的装備をそなえつつ、夜の繁華街へと潜行したのです。

新宿ブロックは暴力団の勢力関係が複雑に入り組んでおり、争い事や事件も多いとあり警視庁でもとくに重視。夜6時には新宿マンモス交番にオーバーやジャンパーに身を包んだ私服隊員20人が勢ぞろい。

歌舞伎町のコマ劇場付近、三光町など繁華街を中心に2人1組でパトロール。携帯無線機で互いに連絡を取り合い、事件があればすぐに全員が現場に集合する態勢で暴力団員たちの動きを探りました。

ところが敵もさるもの。警察の動きをいち早く察知してか? 暴力団員たちは、この日に限って、ほとんど街頭へは姿を見せず、繁華街にはアベックや酔っ払ったサラリーマンらがあふれるだけ。フクロウ部隊の初日は平穏な一夜に終わったそうです。

 参照 : 昭和39年2月15日付の読売新聞朝刊

        文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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