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【今日は何の日?】2月18日=アジア赤ちゃんオリンピックが開催(1958年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
66年前の1958(昭和33)年。5月に東京で日本初開催されるアジア競技大会(当時はアジアオリンピックと呼称)に先駆けて、東京・日比谷の日活国際会館(跡地は現在「ザ・ペニンシュラ東京」に)にて「アジア赤ちゃんオリンピック」が開催されました。
このイベントはアジア各国と関係が深い日本航空(JAL)、中華航空(CAT)、パン・アメリカン航空(PAA)、インド航空(AII)、タイ航空(TAC)と5つの航空会社が主催し、日本、米国、インド、中国、タイと5か国の赤ちゃんを"腕くらべ"しようと企画されたものでした。
いったい何をもっての「腕くらべ」なのか?はやや謎ですが、競技は「ミルク飲み」「ハイハイ」「オシメ取り替え」の3種目によって競われることに。3人1組の優勝チームには大きなカップが贈呈されることになりました。
参加資格は生後6か月から1年6か月の赤ちゃんで、各航空会社が選抜した健康優良児ばかりが参加することに。審査員は昭和天皇の長女である東久邇成子さん(ひがしくに・しげこ=当時32歳)をはじめ、各国の大公使夫人が務めることになりました。
ところが......いざ審査が始まってみると、大勢の見物人やカメラのフラッシュにおびえた各国代表の赤ちゃんたちは、競技などそっちのけで大泣きするばかり。ワーワーと"泣き声コンテスト"と化す中で、ママたちが必死に押さえ込んではミルクを飲ませたり、お尻をつねってはハイハイさせたりと悪戦苦闘。審査員の皆さんも苦笑いしつつつ困っていたそうです。
参照 : 昭和33年1月8日、2月19日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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