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【今日は何の日?】2月19日=将棋女流プロの新名人「直子ちゃん」はセーラー服(1983年)/ 雑学ネタ帳
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41年前の1983(昭和58)年。東京・千駄ヶ谷の将棋会館にて行われた第九期将棋女流名人戦、蛸島彰子女流名人(当時36歳)と、挑戦者・林葉直子女流王将(当時15歳)の五番勝負が行われました。夕刻の第四局、百一手までで林葉女流王将が勝利し、3勝1敗にて林葉さんが初の女流名人となりました。
制服姿で対極に臨んだ林葉さんは当時、福岡市立平尾中学に在学中の3年生。すでに可憐なルックスとともに「直子ちゃん」の愛称とともに将棋界のアイドル的存在ではありましたが、女流王将とともに女流名人を得て二冠を独占。メディアへの露出も多く、一気に女流将棋のアイコン的存在となりました。
6歳で将棋を覚えた林葉さんは、小学6年生(11歳)にしてアマ女流名人戦に優勝。その後は米長邦雄棋王に入門。6級でプロ育成機関である奨励会に入会しました。全員が男性棋士である奨励会においては、この時点で4級でしたが、女流棋戦では無敵ぶりを発揮し、82(昭和57)年4月には女流王将を獲得。82年度は女流棋戦に17連勝するなど、破竹の快進撃を続けていました。
敗れた蛸島さんは女流名人四期、女流王将三期保持の実力者。それまで女流の第一人者であり続けましたが、15歳・林葉さんの若さに押し切られる格好となりました。
参照 : 昭和58年2月20日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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