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【今日は何の日?】2月20日=73歳と66歳が痴話喧嘩で放火心中...未遂(1970年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
54年前の1970(昭和45)年。東京・豊島区内で「うちの婆さんが浮気している!」と思い込んでしまった73歳の夫が自宅に火を放ち、無理心中しようとする事件が起きました。
事件が起きたのは豊島区南大塚3丁目。朝8時前、無職男性(73歳)が自宅1階の台所に灯油をまき散らして放火。2階へと駆け上がり、眠っている妻(66歳)に「おい、火をつけたぞ。お前とはもうおしまいだ。オレも死ぬ」と言い放ちました。
驚いた妻が飛び起き、騒いだため、近所の人たちが駆けつけ、火は天井を少し焼いただけで消し止められました。
警視庁巣鴨署の調べによりますと、夫婦は2日前に「男がいるんだろう?」(夫)、「何を馬鹿な!」(妻)といった調子で激しい夫婦喧嘩となり、以降は冷戦状態に陥っていたとか。
現在の感覚とは違い、54年前の73歳と66歳夫婦といえば、かなりのお年寄りとして扱われていたものです。担当した係官は「いや、お若いことで...」とあきれつつも高齢夫婦の痴話喧嘩にげんなり。巣鴨署としても高齢を理由に逮捕は免除することに。夫だけは近く、放火の疑いにて書類送検されることとなったそうです。
参照 : 昭和45年2月20日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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