Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2024/02/21

#4コマ漫画#となりのやまだ君#ののちゃん#カツオ君#サザエさん#フジ三太郎#今日は何の日?#夕刊フクニチ#新夕刊#昭和49年#朝日新聞#連載終了#長谷川町子

【今日は何の日?】2月21日=「サザエさん」の連載4コマ漫画が終了(1974年)/ 雑学ネタ帳

02月21日(サザエさん).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。51(昭和26)年4月以来、朝日新聞の朝刊で連載されていた長谷川町子さん(当時54歳)作の4コマ漫画『サザエさん』が、この日の掲載をもって終了しました。 
 
『サザエさん』は終戦から約8か月後の46(昭和21)年4月より、福岡県の地元紙である夕刊フクニチで連載スタート。長谷川さん一家の東京移住に伴い、連載を終了し、その後は新夕刊(現在の東京スポーツ新聞の前々身)、夕刊朝日新聞と連載紙を変え、51年からは朝日新聞朝刊の顔であり続けました。

多くの漫画家が口にすることですが、休みのない毎日連載の4コマ漫画執筆は、作者を心身ともに疲弊させます。長谷川さんも23年にも及ぶ連載期間中、健康上の問題取材旅行などを理由に何度となく休載期間がありました。73(昭和48)年あたりから、さらに休載が目立ち、月曜が定期休載日となるなどの処置も取られていました。

ラストとなったこの日の作品は、給食困難のためサザエさんからお弁当を受け取って小学校に登校したカツオ君が、授業中に横を見ると、両親が共稼ぎの同級生男子が、教室内で煮炊きして自炊しているというオチの4コマでした。

翌2月22日付紙面には「『サザエさん』は、筆者急病のため休みました」のおことわり文が掲載され、翌々日の2月23日付紙面には「『サザエさん』は、筆者病気のため、しばらく休みます」のおことわり文が掲載。そしてそのまま、なし崩し的に約23年に及ぶ連載が終了したのでした。

以降の5年間は、朝日新聞朝刊の4コマ漫画は空席に。79(昭和54)年1月からは、それまで同夕刊に連載されていたサトウサンペイさん作の『フジ三太郎』が朝刊へとスライドして連載。91(平成3)年からは、33年にわたり、いしいひさいちさん作の『となりのやまだ君』⇒『ののちゃん』が連載されています。

 参照 : 昭和49年2月21日付の朝日新聞朝刊

     文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事