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【今日は何の日?】2月22日=駐日キューバ大使が支倉常長の墓参り・仙台(1979年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
45年前の1979(昭和54)年。駐日キューバ大使のホセ・アルマンド・ゲーラさんら3人が、日本人として初めてキューバに上陸したことでも知られる支倉常長(はせくら・つねなが=1571~1622)の墓参りを兼ねて仙台を訪れました。
空路にて仙台入りしたゲーラ大使の手には「キューバに初めて上陸した日本人、支倉常長にキューバ国民の敬意をささげます」の一文が刻まれた銅板が携えられていました。
常長は仙台藩主・伊達政宗の命を受けてヨーロッパに派遣(慶長遣欧使節)されます。1613(慶長18)年当時、日本に滞在していた伴天連ソテロら外国人40人、伊達藩士ら150人を率いて月ノ浦(宮城県石巻市)を出帆。2年後にローマに到着し、藩主・政宗の親書を法王パウロ5世に手渡しました。
キューバを訪れたのはローマへと向かう途中の1614(慶長19)年夏のこと。ハバナ港へと到着し、キューバに2週間滞在したとの記録が残されています。
ゲーラ大使一行は、まず政宗の居城・青葉城跡に立つ常長の銅像(写真)に寄り、
近くの光明寺では常長から数えて12代目の子孫にあたる自営業・支倉正郎さん(当時61歳)夫妻らとともに、常長の墓に季節の花を供えたそうです。
参照 : 昭和54年2月22日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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