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【今日は何の日?】2月25日=「お化けを守る会」第1回例会が開かれる・杉並(1974年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。この日の都内は雪化粧。そんな中、杉並区内の料理屋で「お化けを守る会」なる怪しい組織の第1回例会が開かれました。
当時は高度経済成長が一段落し、自然保護、人権擁護、環境問題などなど「世の中のひずみ」が叫ばれ始めていた時期でした。
フランス文学者であり作家の平野威馬雄さん(当時73歳=タレント・平野レミさんの父)が「死後の世界を知っている唯一の存在であるお化けの訴えに耳を傾け、(お化けの)出やすい環境をつくりたい」との主旨で、前年(73年)11月に自らが世話人頭として発足させたのが、この「お化けを守る会」だったのです。
気になる会員はお化け落語の第一人者であった落語家の林家正蔵さん(8代目=のちの林家彦六、当時78歳)、『ゲゲゲの鬼太郎』などでおなじみ、漫画家の水木しげるさん(当時51歳)、2年前(72年)に平野さんの長女・レミさんと結婚したばかりの娘婿、イラストレーターの和田誠さん(当時37歳)ら多士済々がズラリ!
この日は約70人の会員が、人魂模様にタテの二つ目がデザインされたバッジを着用しつつ料理屋へと集結。次から次へとお化けと出会った体験談を披露しました。
さすがはお化けファンの集まりだけあり、この場に居合わせていた霊媒師の話によると、会場には「200~300体の霊が出ていた」のだそうです。一見、怖そうでありつつも楽しそうな会ですね。
参照 : 昭和49年2月26日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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