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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/02/25

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【今日は何の日?】2月25日=「お化けを守る会」第1回例会が開かれる・杉並(1974年)/ 雑学ネタ帳

02月25日(お化けを守る会).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。この日の都内は雪化粧。そんな中、杉並区内の料理屋で「お化けを守る会」なる怪しい組織の第1回例会が開かれました。

当時は高度経済成長が一段落し、自然保護、人権擁護、環境問題などなど「世の中のひずみ」が叫ばれ始めていた時期でした。

フランス文学者であり作家の平野威馬雄さん(当時73歳=タレント・平野レミさんの父)が「死後の世界を知っている唯一の存在であるお化けの訴えに耳を傾け、(お化けの)出やすい環境をつくりたい」との主旨で、前年(73年)11月に自らが世話人頭として発足させたのが、この「お化けを守る会」だったのです。

気になる会員はお化け落語の第一人者であった落語家の林家正蔵さん(8代目=のちの林家彦六、当時78歳)、『ゲゲゲの鬼太郎』などでおなじみ、漫画家の水木しげるさん(当時51歳)、2年前(72年)に平野さんの長女・レミさんと結婚したばかりの娘婿、イラストレーターの和田誠さん(当時37歳)ら多士済々がズラリ!

この日は約70人の会員が、人魂模様にタテの二つ目がデザインされたバッジを着用しつつ料理屋へと集結。次から次へとお化けと出会った体験談を披露しました。

さすがはお化けファンの集まりだけあり、この場に居合わせていた霊媒師の話によると、会場には「200~300体の霊が出ていた」のだそうです。一見、怖そうでありつつも楽しそうな会ですね。 

 参照 : 昭和49年2月26日付の朝日新聞朝刊

             文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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