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【今日は何の日?】3月15日=小澤征爾のレコードが初めて発売される(1966年)/ 雑学ネタ帳
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58年前の1966(昭和41)年。さる2月6日に、88歳で亡くなられた"世界のオザワ"こと指揮者の小澤征爾さん(当時30歳)のレコードがこの日、初めて発売されました。
58(昭和33)年に桐朋学園短大を卒業した小澤さんはフランスへと留学。59(昭和34)年秋にはフランスのブサンソン国際指揮者コンクールで1位となり、60(昭和35)年秋には米・バークシャー音楽祭に参加し、クーセビッキー記念賞を獲得。この時期、すでにトロント交響楽団(カナダ)の常任指揮者、ニューヨーク・フィルハーモニー副指揮者、ロンドン交響楽団の客演指揮者として世界を股に華々しく活躍していました。
ところが、この時期になっても小澤さん名義のレコードが発売されていないことが、「クラシック界の謎」とされていたのです。
晴れてこの日、ビクターから発売された記念すべきデビュー盤は前年(65年)秋にロンドンでレコーディングされたもの。チャイコフスキーの「バイオリン協奏曲 ニ長調作品35」と、メンデルスゾーンの「バイオリン協奏曲 ホ短調作品54」の2曲が収録されたLP盤(1,800円)でした。
オーケストラ演奏はいずれもロンドン交響楽団で、バイオリンを担当したのは小澤さんよりも4つ年下にあたるエリック・フリードマン(当時26歳=米国)だったそうです。
参照 : 昭和41年3月3日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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