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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/03/21

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【今日は何の日?】3月21日=玉川高島屋で「機動戦士ガンダムショー」が開催(1981年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

43年前の1981(昭和56)年。子どもだけでなく、青年層にも絶大な人気を誇っていたアニメ『機動戦士ガンダム』のショーが、映画版(第1作)の公開に合わせたタイミングで玉川高島屋(東京都世田谷区)で開催されました。

会場となった玉川高島屋屋上にはガンダムの雄姿を一目見ようと、親子連れを中心としたファンが約1,000人も詰めかけ、ガンダムのポスターが無料でもらえる整理券300枚は午前10時の開店とともに一瞬でなくなるほどでした。

ガンダムは約2年前(79年4月)に放送スタートしたものの、本放送時の人気は今一つ。その後、何度かの再放送を繰り返すたびに人気が上昇したのでした。人気の理由は、それまでの勧善懲悪なロボットアニメとは一線を画したハードな設定。戦争を舞台としたリアリティのある人間ドラマ等が斬新だったためと言われています。

しかし、デパート屋上で開かれるちびっ子向けショーに、そのような設定は無用!ショーの内容は現在も知られるガンダムの世界観を覆すがごとく、見事なまでの勧善懲悪ぶりでした。

まずは地球侵略を狙う悪玉・シャー(シャア?)一味が、女性司会者をさらっていきます。会場に詰めかけた子どもたちが「ガンダム~っ!」と絶叫すると、身長約3mほどのガンダムが姿を現し、見事に女性司会者を救出。めでたしめでたしという内容でした。

40年以上が過ぎた現在、横浜の山下ふ頭実物大(18m)の動くガンダム写真)が立っていることに、凄まじい時代の進化が感じられますね。
 
 参照 : 昭和56年3月22日付の読売新聞朝刊

                文 / 高木圭介

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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