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【今日は何の日?】3月23日=カシアス・クレイ(モハメド・アリ)が池袋東武でサイン会(1972年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
52年前の1972(昭和47)年。元プロ・ボクシング世界ヘビー級王者のカシアス・クレイ(モハメド・アリ=当時30歳)が池袋の東武百貨店にてチャリティ・サイン会を行いました。
クレイは日本武道館にて行われるマック・フォスターとのノンタイトル戦(4月1日)のために初来日。同デパートにて開催中の「カシアス・クレイ展」の一環として、9階屋上にてサイン会を行ったものです。
常に話題の人だけに人気は抜群。会場は押すな押すなの大盛況となり約1,000人ものファンが押し寄せました。万が一、事故でもあったら大変とデパート側でも整理に50人を動員するなど厳戒態勢です。
午後4時すぎ。クレイはワインレッドのブレザーコートに赤い縦縞のスポーツシャツ姿で颯爽と登場。万雷の拍手の中、花束と五月人形の兜をプレゼントされると上機嫌にニッコリ。「こんなにファンがいて、歓迎されるのは嬉しい。妻子を連れて、もう一度訪日したい。日本はどこも綺麗。世界中が日本のようになれば、もっと良くなると思う」と愛想たっぷりの挨拶です。
いつものビッグマウスぶりは封印され、肝心の試合については「フォスターにはKOで勝つことを約束する」と語るに留まりました。
午前10時から並んで、整理券を手にした150人はクレイのブロマイド(1枚500円也)に次々とサインしてもらい握手。ただしサインはこの時期、おなじみだった「Cassius Clay(カシアス・クレイ)」ではなく、新しいリングネームの「Muhammad Ali=モハメド・アリ」だったそうです。
クレイは64(昭和39)年、ネーション・オブ・イスラムへの加入を機にリングネームを改めていましたが、まだメディア側もクレイ表記のほうが多い混同した時期でもありました。
参照 : 昭和47年3月24日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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