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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/03/28

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【今日は何の日?】3月28日=松田聖子がコンサート中に襲われる・沖縄(1983年)/ 雑学ネタ帳

03月28日(松田聖子).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

41年前の1983(昭和58)年。歌手の松田聖子さん(当時21歳)が沖縄市営体育館での公演中、舞台へと駆け上がってきた19歳少年にスチール製の棒(約30cm)で襲われるという事件が起きました。

事件が起きたのは午後6時30分に開演した「松田聖子スプリングコンサート」の真っ最中。夜7時40分ごろ、聖子さんが前年の大ヒット曲『渚のバルコニー』を歌唱中のことでした。最前列でコンサートを観ていた若い男が突然、左側から舞台へと駆け上がり、手にしたスチール製の棒で聖子さんを殴打したのです。犯人に気がついた聖子さんは、すぐに両手で頭部をかばいつつ逃げましたが、頭の右側を5、6回にわたって殴られました。

このコンサートは地元テレビ局が後援し、夜8時ごろからは日本テレビ系の人気歌番組『ザ・トップテン』で全国に中継される予定に。しかし、この暴行事件により約6,000人のファンは騒然となり、場内は悲鳴に包まれる始末。公演はそのまま中止となりました。

聖子さんが殴打される模様は、すでに生中継に向けてスタンバイしていた同番組によって撮影されており、事件の一報を知らせるとともに番組内で放送。その影響は大きく、日本テレビには深夜まで聖子さんの安否を気遣う電話が殺到したそうです。 

聖子さんは、すぐに近くの病院へと運ばれ、レントゲン検査を受けた結果、かすり傷程度と診断され、骨などには異常は見られず、間もなく宿舎のホテルへと戻りました。

沖縄署に傷害の現行犯で逮捕された少年は埼玉県在住。熱烈な聖子さんのファンでしたが、前年春に高校を卒業後、ノイローゼ気味となり、聖子さんの公演を追いかけて3月26日に羽田空港から単身、沖縄入り。凶器となった棒は、陳列ケースなどの棚を支える金具で、この日になって沖縄市内の金物店で購入したものでした。

大ファンである聖子さんを襲った理由に関しては「聖子ちゃんを襲って、自分が有名になりたかった」と語っています。

 参照 : 昭和58年3月29日付の読売新聞朝刊

              文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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