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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/03/30

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【今日は何の日?】3月30日=松本伊代が文化放送「ミスDJ」に就任(1984年)/ 雑学ネタ帳

03月30日(松本伊代).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど40年前の1984(昭和59)年。現役の女子大生がDJを務めることで人気が高かった文化放送の深夜番組『ミスDJリクエスト・パレード』(月~金曜の深夜0時30分~)のDJに、すでにアイドル歌手として人気だった松本伊代さん(当時18歳)が就任しました。

それまでの千倉真理さん(成城大学)に代わって、金曜深夜を担当することになった伊代さんは、4月から戸板女子短期大学の被服科に入学が決まっており、厳密にはこの日、まだ女子大生ではありませんでしたが、約1日だけ繰り上げてのミスDJ就任となりました。

ちなみに、この時期の他曜日のミスDJの陣容はいいますと、月曜 ⇒ 向井亜紀さん(日本女子大)、火曜 ⇒ 斉藤慶子さん(熊本大)、水曜 ⇒ 宮坂久美子さん(学習院大)、木曜 ⇒ 飯島真理さん(国立音楽大)といった面々でした。

3年前(81年)に大ヒット曲『センチメンタル・ジャーニー』でデビューし、「♪ 伊代はまだ 16だから~」と歌っていた伊代さんも、いよいよ女子大生となり、新たなイメージを構築していくことになります。

世は「女子大生ブーム」とあり、伊代さんはミスDJだけでなく、10月から同じく女子大生ブームの代名詞的存在であった深夜テレビ番組『オールナイトフジ』(フジテレビ)の司会者にも就任し、いよいよ女子大生ブームのアイコン的存在となったのでした。

翌85(昭和60)年あたりからは、フジテレビの夕方バラエティ番組『夕やけニャンニャン』から誕生したおニャン子クラブによって、今度は「女子高生ブーム」が始まることになります。

時代の波とピタリと合った伊代さんとは対照的に、女子大生ブームの頃には、まだ女子高生だったために時代の波に乗っかれず、いざ女子大生となってみたら、世は女子高生ブームになっていた......という気の毒な年代もいたりします。

 参照 : 昭和59年3月28日付の読売新聞夕刊

                                 文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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