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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/04/04

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【今日は何の日?】4月4日=春の夢?都心のビル街に白鳥が舞い降りる(1974年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1974(昭和49)年。早朝、東京駅からほど近い高層ビルが建ち並ぶ工事現場に、1羽の大きな白鳥が舞い降りるという珍事がありました。

場所は東京都中央区本石2丁目日銀本館ビル首都高4号線に挟まれた場所にある地下鉄11号線(現・東京メトロ半蔵門線)工事現場でした。早朝5時20分ごろ、突然舞い降りてきた大きな白鳥の姿に、その場に約20人ほどいた作業員たちは夢でも見ているかのように驚かされます。

作業員たちはクックッと鳴きつつ走り回る白鳥を追いかけつつ、事件や犯罪ではないにせよ、とりあえず110番! すぐに駆けつけた警視庁中央署員が手厚く保護しつつ、珍客を連れて中央署へと戻っていきました。

羽を伸ばすと、ゆうに1mを超す白鳥は右の羽にやや血がにじんではいましたが、いたって元気いっぱい。上野動物園に引き渡すまで、白鳥を預かることとなった中央署では白鳥を巨大な段ボール箱に入れつつパンを与えたり、「魚でも買ってきましょうか?」と大変な気の使いようです。

ところが正午過ぎ、あっさりと白鳥の身元が判明。なんとご近所の三越デパート屋上にて飼われていた白鳥が逃げ出し、早朝の遊覧飛行を楽しんでいたものだったのです。都会の朝のメルヘンは、つかの間の「春の夢」と終わったのでした。

 参照 : 昭和49年4月4日付の朝日新聞夕刊 

            文 / 高木圭介

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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