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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/04/05

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【今日は何の日?】4月5日=NHKで帯ドラマ「チコちゃん日記」放送スタート(1965年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

59年前の1965(昭和40)年。NHKの月~土曜の夕方6時30分枠でドラマ『チコちゃん日記』の放送がスタート。制作はNHK大阪でした。

主人公のチコちゃんこと清水知栄子は三つ編みおさげの17歳。早くに父親を亡くし、母親と妹の3人暮らし(姉はすでに結婚)。昼間は大阪・道修町(どしょうまち)の製薬会社の庶務課に勤務し、夜は薬剤師になることを目指して定時制高校に通っています。そんなチコちゃんの職場、学校、家庭で起こるさまざまなエピソードが1週間完結で描かれました。

当時、この時間帯は児童向けドラマこそが主流でしたが、『チコちゃん日記』は大人向けと子ども向けのちょうど中間ぐらいを狙った作品。持ち前の明るさと負けん気で明るく困難を乗り越えていくチコちゃんの姿は人気となり、計1年間、全305回にわたり放送されました。

現在、NHK発のチコちゃんといえば、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と強烈に叱ってくれるオカッパ頭の5才児が有名ですが、この時代のチコちゃんといえば、このドラマの主人公でした。

そんなチコちゃんを演じていたのは、ドラマと同じく大阪市出身の柴田美保子さん(当時16歳)。数々のドラマや映画、ワイドショーの司会、伊丹十三作品映画でおなじみの女優さんです。のちに人気脚本家の市川森一さんと結婚されています。

チコちゃんが働く製薬会社で何かと失敗の多いダメな先輩サラリーマンを演じていたのが、意外やのちに「鬼の~」の異名とともに世界的演出家として知られることとなる蜷川幸雄さんでした。

また「♪ あなただって若い時があったはず、あるはず~」と主題歌を歌っていたのは、歌手デビュー直後の奥村チヨさんでした。こちらものちのセクシー歌謡を感じさせない朗々とした歌声でした。

 参照 : 昭和40年4月5日付の読売新聞朝刊

       文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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