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【今日は何の日?】4月9日=大ヒット!「オバQ音頭」の発表会が行われる(1966年)/ 雑学ネタ帳
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58年前の1966(昭和41)年。前年(65年)8月からTVアニメの放送もスタート。漫画にテレビに大人気となっていた藤子不二雄さん原作の『オバケのQ太郎』から誕生した『オバQ音頭』の発表会が午後、ホテルニューオータニ(東京・千代田区)芙蓉の間にて行われました。
作曲は広瀬健次郎さん、作詞は原作者である藤子不二雄さん。国産アニメ初の音頭モノとして作られ、早くもフォノシート(雑誌や絵本の付録としてつけられる簡易的なレコード)が20万部も売れるなど大人気に。テレビで放送されるだけでなく、5月に本格レコードでの発売を控え、早くも各レコード会社から引っ張りだこの存在となっていたのです。
会場にはオバQのビニール製人形が多数飾り立てられ、ぬいぐるみのオバQも出動。藤子不二雄さん(藤本弘さん=当時32歳、安孫子素雄さん=当時32歳)を囲む形でオバQの声を担当する曽我町子さん(当時28歳)と、主題歌を歌唱する石川進さん(当時32歳)が「♪キュキュキュのキュ(アソレ) キュキュキュのキュ(コレマタ!)~」と500人超もの出席者の前でオバQ音頭を熱唱したのでした。
アニメ発音頭の嚆矢となったオバQ音頭は、テレビだけでなく実際に全国各地の盆踊りや夏祭りでも大人気の定番曲に。それはオバQのアニメ放送が終了(67年6月)した後も続き、同じく藤子不二雄さん原作から誕生した『ドラえもん音頭』(歌・大山のぶ代さん&こおろぎ'73)が大ヒットする79(昭和54)年あたりまで、盆踊りや夏祭りで流され続けたのでした。
サビ部分の「♪オバケラオバケラ バケラッタ~」なる歌詞は発表当時、単なる言葉遊びとして捉えられていましたが、5年後(71年)に放送スタートした『新オバケのQ太郎』で新たに登場したQちゃんの弟・O次郎のセリフ(これしか喋れない)として「バケラッタ」が採用され、現在まで親しまれています。
参照 : 昭和41年4月10日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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