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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/04/09

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【今日は何の日?】4月9日=大ヒット!「オバQ音頭」の発表会が行われる(1966年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。前年(65年)8月からTVアニメの放送もスタート。漫画にテレビに大人気となっていた藤子不二雄さん原作の『オバケのQ太郎』から誕生した『オバQ音頭』の発表会が午後、ホテルニューオータニ(東京・千代田区)芙蓉の間にて行われました。

作曲は広瀬健次郎さん、作詞は原作者である藤子不二雄さん国産アニメ初の音頭モノとして作られ、早くもフォノシート(雑誌や絵本の付録としてつけられる簡易的なレコード)が20万部も売れるなど大人気に。テレビで放送されるだけでなく、5月に本格レコードでの発売を控え、早くも各レコード会社から引っ張りだこの存在となっていたのです。

会場にはオバQのビニール製人形が多数飾り立てられ、ぬいぐるみのオバQも出動。藤子不二雄さん(藤本弘さん=当時32歳、安孫子素雄さん=当時32歳)を囲む形でオバQの声を担当する曽我町子さん(当時28歳)と、主題歌を歌唱する石川進さん(当時32歳)が「♪キュキュキュのキュ(アソレ) キュキュキュのキュ(コレマタ!)~」と500人超もの出席者の前でオバQ音頭を熱唱したのでした。

アニメ発音頭の嚆矢となったオバQ音頭は、テレビだけでなく実際に全国各地の盆踊り夏祭りでも大人気の定番曲に。それはオバQのアニメ放送が終了(67年6月)した後も続き、同じく藤子不二雄さん原作から誕生した『ドラえもん音頭』(歌・大山のぶ代さん&こおろぎ'73)が大ヒットする79(昭和54)年あたりまで、盆踊りや夏祭りで流され続けたのでした。

サビ部分の「♪オバケラオバケラ バケラッタ~」なる歌詞は発表当時、単なる言葉遊びとして捉えられていましたが、5年後(71年)に放送スタートした『新オバケのQ太郎』で新たに登場したQちゃんの弟・O次郎のセリフ(これしか喋れない)として「バケラッタ」が採用され、現在まで親しまれています。

 参照 : 昭和41年4月10日付の読売新聞朝刊

                 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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