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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/04/15

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【今日は何の日?】4月15日=ケンカ相手に啖呵を切ったことが原因で逮捕(1962年)/ 雑学ネタ帳

04月15日(啖呵を切る).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1962(昭和37)年。深夜2時ごろ、品川区大井権現町(現・大井1丁目)付近で5~6人の男がケンカをしているという110番通報があり、駆けつけた警視庁大井署の巡査2人が男たちをパトカーで連行しました。

当然ながら、パトカーの車中でも男たちは一触即発ムード。そんな中、1人の男が「オレは●●だ!」と啖呵(たんか)を切りつつ凄んだのです。

その言葉を耳にした両巡査は「はて、これはどこかで聞いたことのある名前だ」と、ピンときました。さっそく大井署に到着後、公開手配中の人相書きと照合してみたところ、これがドンピシャ。窃盗傷害の疑いで手配中の男だったのです。

男は生まれこそ栃木県ですが、現在は住所不定の旅がらす。前科6犯の21歳でした。前年(61年)12月に埼玉・羽生市内で旅館の泊まり客から腕時計を盗んだほか、3月1日には横浜市南区で白タクを運転中、駐車中の車に衝突する事故を起こし、2週間の傷を負わせた乗客を路上に放り出したまま逃走。ほとぼりが冷めるのを待っている矢先のケンカ騒ぎだったのです。

パトカー車中での沈黙、にらみ合いに耐えられなかったとはいえ、なんでもかんでも、森の石松ばりに「手前生国と発しまするは~」などと啖呵を切れば良いというモノではないという教訓です。

 参照 : 昭和37年4月15日付の読売新聞夕刊 

            文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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