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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/04/18

#ガソリン#ジェット機#今日は何の日?#昭和37年(1962年)の出来事#東京都消防庁#模範演習#泡沫消火法#米軍立川基地#航空機火災#高圧化学車

【今日は何の日?】4月18日=ジェット機にガソリンをかけて燃やす大がかりな消火訓練(1962年)/ 雑学ネタ帳

04月18日(飛行機火災).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1962(昭和37)年。昼1時すぎ。米軍立川基地にてジェット機に2リットルのガソリンをかけたうえで火をつけ、基地内消防隊の高圧化学車2台で消火するという大がかりな実験が行われました。

この時期、国内外で航空機の事故が多発していることを受け、東京都消防庁では4月16日から20日まで中堅幹部30人を立川基地へと派遣。航空機火災の実態と対策について講習会を受けさせており、この大掛かりな模範演習も、これらの講習の一環として実施されたものでした。

ジェット機から出火すると同時に2台の高圧車が泡をふきつけるという泡沫消火法でたちまち鎮火。一方では燃える機内から乗員(※ここでは人形を使用)を30秒以内に救出するという演習が披露されます。その手際や設備の良さには、見学する中堅幹部たちも「せめて、これだけの性能を持った化学車が2、3台あれば...」とうらやましがることしきりだったそうです。 

今年1月2日、羽田空港で起きた日本航空機と海上保安庁の航空機の接触、炎上事故において、炎に包まれる航空機内から369人もの乗客が全員無事に避難できたことに対して、世界各国から称賛が集まりました。それも、普段からのこうした訓練、演習の積み重ねによる賜物だったのかもしれません。

 参照 : 昭和37年4月19日付の読売新聞朝刊

           文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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