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【今日は何の日?】4月21日=「鐘の鳴る丘 少年の家」が開設20周年式典・前橋(1968年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
56年前の1968(昭和43)年。群馬県勢多郡大胡町(現・前橋市)の児童養護施設「鐘の鳴る丘 少年の家」の開設20周年を祝う記念碑の除幕式が行われました。
この施設は終戦間もない47(昭和22)年にNHKで放送スタートした戦災孤児を題材とする菊田一夫さん作のラジオドラマ『鐘の鳴る丘』に感銘を受けた初代園長・品川博さんが、戦災孤児たちを救うために開設した施設でした。
親を失った戦災孤児たちの父となった品川さんが育てた孤児は約400人。中には立派に成長して、米国で高校の先生となった青年もいたそうです。
新緑に包まれた赤城山ろくにある同園には実業家の池田隆政さん、厚子さん(昭和天皇の四女)夫妻をはじめ、後援会長を務める女優・木暮実千代さんらも顔を見せ、記念植樹や八木節踊りなど数々のアトラクションも披露されたとか。
高さ2.3m、幅1m、御影石でできた立派な記念碑には「求めよ、さらば与えられん」の文字が刻まれました。
同園では72(昭和47)年4月からは、特別養護老人ホーム「鐘の鳴る丘 愛誠園」も併設されています。
参照 : 昭和43年4月22日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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