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【今日は何の日?】4月30日=大型船の邪魔!関門送電線のつり上げ工事が始まる(1959年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
65年前の1959(昭和34)年。福岡県門司市(現・北九州市)和布刈と、山口県下関市の壇ノ浦古戦場付近を結ぶ九州電力の関門送電線のつり上げ工事が、この日の朝からスタートしました。
かねてから送電線は関門海峡を運航する大型船のマストがつっかえてしまうため、瀬戸内海~関門海峡~長崎を結ぶ観光ルートの邪魔になってしまうと、下関と門司の両市から「つり上げ運動」が起きていました。そんな運動の開始から約2年目にして、ようやく工事がスタートしたのでした。
それまで海面上56m地点にあった送電線を、70m地点までつり上げるため、施工する九電では、58(昭和33)年春から、両岸に90mもの鉄塔を建設していました。5月中旬までに全工事を終了させる予定のため、「6月からどんな大型船でも大丈夫」と胸を張っていたそうです。
参照 : 昭和34年05月01日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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