#カメラ#カメラ泥棒#フォークダンス#事後強盗#今日は何の日?#文京区#昭和40年(1965年)の出来事#東京都#東大植物園#東工大フォークダンス部#白山御殿町#窃盗
【今日は何の日?】5月2日=カミソリ魔をフォークダンスで撃退!(1965年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
59年前の1965(昭和40)年。それは午後3時半ごろのこと。東大植物園内の広場(文京区白山御殿町=現・白山)にて、名古屋市在住の会社員男性(26歳)と東工大フォークダンス部の友人ら約80人が輪になって楽しく踊っている時に事件が起きました。
約30mほど離れた場所に置いたカメラ(1万5,000円相当)が、中年の男によって盗まれたのです。
これを目撃していた同学生2人が追いかけると、男は高さ2mほどの植物園の塀を乗り越えて逃げ、80mほど行ったところでカミソリを出し「そばへ寄るな!」と凄んだのです。
ドロボウに刃物。危険な場面ですが、さらに10人ほどの学生たちも追いつき、なんとフォークダンスではお手の物、手をつなぎ輪を作っては遠巻きに男を取り囲み、ジワジワと追い込んだのです。フォークダンス部による"鉄壁の輪"に恐れをなした男は、ついに観念してカミソリをしまい、駆けつけた警視庁富坂署員に逮捕されたのでした。
男は住所不定の42歳。カミソリを出して脅したばかりに、逮捕容疑も単なる「窃盗」から「事後強盗」へと、より重いものに昇格。おまけに塀から飛び降りた際に右足を骨折して約4か月の重傷。せっかくのゴールデンウィークを警察監視のもと、病院で過ごすことになったそうです。
参照 : 昭和40年5月3日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。