Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2024/05/07

#おばけ煙突#今日は何の日?#墨東地区#昭和38年#木川田一隆社長#東京電力#東京電灯会社#東電#東電千住火力発電所#火力発電所#電力10か年計画

【今日は何の日?】5月7日=おばけ煙突の東電千住火力発電所が解散式(1963年)/ 雑学ネタ帳

05月07日(おばけ煙突).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1963(昭和38)年。東京・墨東地区の風物詩として映画や小説などに、たびたび登場していた「おばけ煙突」でおなじみの東京電力千住火力発電所(東京・足立区千住桜木町=現・千住桜木1丁目)が、「電力10か年計画」に沿って廃止が決定し、午前10時より解散式が行われました。

同発電所は東京電力の前身・東京電灯会社が1926(大正15)年1月に開所。当時、国内最大の発電所として東京一帯の電力需要をまかなっていましたが、この時期になってくると新鋭の火力発電所と比べると効率が低く、人件費を食うばかりの存在に...。そのため電力ピーク時の補充用としてしか動かされていませんでした。

この発電所の名物といえば、なんといっても4本の「おばけ煙突」です。高さ83.82m外径4.81~6.40mもの巨大煙突は、まだ高層建築物がほぼ存在していなかった都内でかなり目立つ存在でした。見る場所によって、その本数が異なって見えることから「おばけ煙突」と呼ばれ、下町のランドマークとなっていたのです。

解散式には、同発電所の開所と同じく26年に入社した 木川田一隆社長をはじめ、おばけ煙突とともに過ごしてきた歴代所長らが出席。一同、感慨深げに煙突を見上げていたそうです。

 参照 : 昭和38年5月7日付の毎日新聞夕刊

              文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事