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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/05/18

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【今日は何の日?】5月18日=元キャンディーズのランちゃんがひき逃げされる(1979年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

45年前の1979(昭和54)年。この日は金曜日。深夜11時25分ごろ、東京・杉並区天沼3丁目の路地を歩いていた元キャンディーズの"ランちゃん"こと伊藤蘭さん(当時24歳=以下、ランちゃん)が、後ろから走ってきた茶色っぽい乗用車にはねられボンネットにのせられ路上へ振り落とされるという事故に遭いました。

乗用車はそのままスピードを上げて国鉄(現・JR東日本)阿佐ヶ谷駅方面へと逃走。ランちゃんは救急車で近くの病院へと運ばれ、後頭部、腰などに2週間の打撲傷を負いました。

事故現場は国鉄荻窪駅前の青梅街道から北へ200mほど入った住宅街。道路は幅7mの一方通行路でした。ランちゃんは以前、この現場近くに住んでいたことがあり、この夜は女性の友人と2人で歩いており、道路中央寄りにいたランちゃんだけがはねられた形です。警視庁荻窪署では悪質なひき逃げ事件として、検問などを緊急配備し、犯人の行方を追いました。

ランちゃんは前年(78年)4月に、後楽園球場で行われたキャンディーズの解散コンサートを最後に芸能界から引退。すでに1年ほどが過ぎていましたが、熱心なファンはまだまだ多く、早くも芸能界復帰の噂が取り沙汰されており、ランちゃん本人も「もう少し時間を貸して欲しい」と復帰を否定していた矢先でした。

そんなタイミングでの事故だっただけに、翌朝土曜日の新聞、ニュースなどで事故の一報を知ったファンは騒然となりました。

ランちゃんは1年後(80年)に女優として芸能界に復帰。以降の活躍はご存知の通りですが、89年に結婚した俳優・水谷豊さんが2019年に監督、脚本を担当して制作した映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』が、この事件に関連しているのかどうか?気になりますね。 
 
 参照 : 昭和54年05月19日付の読売新聞朝刊

        文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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