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【今日は何の日?】5月21日=新宿御苑が一般開放される(1949年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
75年前の1949(昭和24)年。それまで宮内省(現・宮内庁)管轄のため、一般人が入園できなかった新宿御苑(しんじゅくぎょえん=東京都新宿区、渋谷区)が、この日より国民庭園として有料で一般開放されました。
もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷があった場所。明治維新後の1879(明治12)年に、新宿植物御苑として開設されましたが、一般人は入ることができませんでした。
45(昭和20)年5月の空襲でほぼ全焼したものの、終戦から4年が過ぎたこの年、環境省管轄の国民庭園として生まれ変わり、一般開放されることとなったのです。
当時の入場料は大人20円(現在は500円)、子ども10円(現在は中学生以下無料、65歳以上、学生は250円)。開放初日となったこの日はアベック(カップル)や上京してきた観光客などを中心に、正午までに約400人が訪れ、西洋庭園でお弁当を広げたり、池では子どもたちが水遊びに興じていたそうです。
大正天皇(27年2月)や昭和天皇(89年2月)の大喪の礼が行われたり、現在も内閣総理大臣主催の「桜を見る会」が催されたり、海外からの要人をもてなしたりする場所としても有名な新宿御苑ですが、大都会である新宿の駅前にこれだけ広大で大自然が残された貴重な場所。現在もなお、貴重な動植物が生息しています。
昨年(2023年)も子どもたちに人気のカブトムシやクワガタムシがウジャウジャと大量発生(※採取は禁止されています)したことが話題となりましたが、今年はどうでしょうか?
参照 : 昭和24年5月22日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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