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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/05/25

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【今日は何の日?】5月25日=国産TVアニメ初の「ミュージカル・アニメーション」が放送(1966年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1966(昭和41)年。夜7時からフジテレビにて、虫プロダクション制作によるジャングル大帝(手塚治虫原作)の第34話「黒ひょうトットの逆襲・前編」が放送されました。

実はこの回と翌週の前後編は「ミュージカル・アニメーション」という新手法を用いた実験作だったのです。

通常のアニメ作品は、普通のドラマや映画などと同じく、まず台本を作り、それに基づいて絵を作り、最後に声優さんによるセリフや音楽を合わせることで完成します。しかし、このミュージカル・アニメーションでは、まず一番最初に音楽を作り、その音楽に合わせて台本を制作するなど、その工程がまったく逆となるのです。

米国のディズニー・プロでは、すでに実施されていましたが、日本国内ではおそらく初の試み。この番組の音楽担当の冨田勲さん(当時34歳)に、音楽監督の田代敦己さんらも加わり、試行錯誤で制作したそうです。

制作の虫プロスタッフは、あえてこのミュージカル・アニメーションにチャレンジした動機を「もう、この番組も30話以上制作してきましたが、作品のマンネリ化を防ぐために常に新しい方法、創作意欲のわく内容を心がけてきました。ちょうどスタッフ一同が、みな大変なミュージカル・ファンで、いつかはミュージカル・アニメーションを作りたいと思っていました。今後も3か月か半年に1回ずつ、新しい方法で作ってみたいと思います」と語っていたそうです。

 参照 : 昭和41年5月25日付の毎日新聞朝刊

         文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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