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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/06/02

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【今日は何の日?】6月2日=諏訪大社から700年前の名刀二振りが盗まれる・長野(1960年)/ 雑学ネタ帳

06月02日(諏訪大社秋宮) (1).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1960(昭和35)年。諏訪大社秋宮(長野県諏訪郡下諏訪町)境内の宝物殿に陣列中だった重要文化財「糸巻の太刀」(刀身74.53cm)と「綱切の太刀」(刀身75.2cm)の二振りが盗まれているのを正午ごろに同神社の案内人が発見。ただちに諏訪署へと届け出ました。

同署の調べによると、6月1日の夕方5時すぎに宝物殿裏の格子戸を破り、泥棒が忍び込んだものと見られています。

太刀はいずれも700年前の作で、1911(明治44)年に国宝、50(昭和25)年8月には重要文化財に指定された名刀です。綱切の太刀は佐々木高綱宇治川の戦い(1184年)にて、先陣争いで川底の綱を切ったものと伝わるもの。糸巻の太刀は油小路忠吉在銘のものでは日本で唯一と伝わる名刀でした。

当然ながら、この盗難事件は諏訪大社周辺だけでなく、日本中で大騒ぎとなります。ところが、あまりの大騒ぎに恐れをなした犯人は、二振りの太刀を刀身(こしらえ=日本刀の外装のこと)を自宅にてバラバラに切断したうえで、なんと諏訪湖へと投棄してしまったのでした。

その後、必死の捜索が行われましたが、現在に至るまで二振りの太刀は発見されていません。今も諏訪湖の底に眠っていることでしょう。

 参照 : 昭和35年6月3日付の読売新聞朝刊

          文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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