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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/06/05

#TBS#テレビ時代劇#フーテンの寅さん#今日は何の日?#佐々木愛#昭和38年(1963年)の出来事#渥美清#無宿人別帳#男はつらいよ#純愛シリーズ~狐の嫁入り

【今日は何の日?】6月5日=俳優・渥美清がテレビ時代劇初主演(1963年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1963(昭和38)年。のちに「フーテンの寅さん」でおなじみとなる俳優・渥美清さん(当時35歳)が、夜9時30分からTBS系で放送の30分ドラマ『純愛シリーズ~狐の嫁入り』で初めてテレビ時代劇に主演しました。

この年に公開された松竹映画『無宿人別帳』(井上和男監督)の撮影以来となるちょんまげ姿に、渥美さんは「頭が大きいので自分に合うカツラがあるかどうか...」などと心配しつつのスタジオ入りだったそうです。

ドラマの舞台は江戸時代中期。渥美さんの役どころは、今は長屋住まいをしている主君の妻と娘を養うために、自分の刀まで売り飛ばし、なにかと生活の面倒をみている武士・山路正作というもの。山路は秘かに主君の娘・不二絵(佐々木愛さん=当時19歳)に想いを寄せているものの、当の不二絵はそんな想いにまったく気がついていない......という片思いの失恋ものです。

担当の野中杉二ディレクターは、純愛シリーズでも初挑戦となる時代劇に「現代にも結構通じるモラルを入れた時代劇を渥美の主演でやってみようというのが狙いです。これは彼の持ち味をフルに引き出せる役どころと思います」と語っています。

渥美さんが毎度毎度、マドンナに片思いし、やがてフラれる寅さんを演じた『男はつらいよ』のテレビドラマ版(フジテレビ)が映画に先がけてスタートするのは、ここから5年後のこと。すでに寅さんの片りんが生まれていたことがわかりますね。

 参照 : 昭和38年6月5日付の毎日新聞夕刊

             文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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