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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/06/11

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【今日は何の日?】6月11日=農家の養蚕用ビニールハウスが火事。意外な犯人は?~福島県田村市(1968年)/ 雑学ネタ帳

06月11日(ビニールハウスの火事).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

56年前の1968(昭和43)年。福島県田村郡(現・田村市)船引町春山の農家にある養蚕用ビニールハウスに敷かれたムシロから出火。ビニールハウスの屋根が燃えてしまったのですが、その原因は失火でも放火でもなく不明なままでした。

ついにはサジを投げた地元警察署の依頼を受けて、福島県警の鑑識課が捜査に乗り出しました。約1か月が過ぎた頃、燃えたビニールハウス同様に、ビニール製の屋根を組み立て、その下にむしろを敷き、屋根のくぼみに水を張って実験をしてみたところ、晴天の際にはわずか7秒でムシロが煙を出し15秒でこげ始め30秒で発火することが判明したのでした。

福島県警でも「金魚鉢、牛乳ビンなどがレンズの働きをして出火した例があるが、ビニールにたまった水で火事になったのは初めてのこと」と驚くばかり。

かといって、これといった防火方法があるわけでもありません...。そこで警察署では農家だけでなく園芸ブームなどでビニール栽培をしている住民たちに、屋根の上に雨水などを溜めないよう、あらためて注意を呼びかけたそうです。

 参照 : 昭和43年7月19日付の読売新聞朝刊 

       文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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