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【今日は何の日?】6月12日=電電公社が「都内の電話のかかり具合」の調査を公表(1962年)/ 雑学ネタ帳

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62年前の1962(昭和37)年。電電公社(現・NTTグループ)東京電気通信局が、かねてから調べていた「東京の電話のかかり具合についての調査」がこの日に公表されました。
1回でつながる確率は、番号案内の104番も含めて2回に1回の割合。これは当時、国内の大都市はもとより、世界の主要都市と比べても最低の成績だったそうです。
調査の結果、一番かかりづらかった電話は国鉄上野駅の総合案内所で、10回かけて9回までが「お話し中」だったとか。その後はお天気相談所、国鉄新宿駅、交通公社東京駅、東武浅草駅、小田急新宿駅の各案内所が続きました。
他にも民間では久保田鉄工、沖電気、富士写真フイルム、松下電器産業。役所関連では国鉄東京駅出札口、江東、文京、品川の各区役所、目黒、大森の税務署などもワーストランキングに名前を連ねました。
こうした「つながらない」不評ぶりをハネ返そうと、電電公社では加入電話の増設、代表番号制の採用、電話の上手なかけ方などについて、あらためて電話加入者にレクチャーする必要に迫られたそうです。
参照 : 昭和37年6月13日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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