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【今日は何の日?】6月15日=阪神タイガースが巨人の本拠地・後楽園球場で入団テスト(1966年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
58年前の1966(昭和41)年。この夜、読売ジャイアンツと阪神タイガースによる公式戦の試合前、巨人軍の本拠地である後楽園球場(東京・文京区)にて、阪神の入団テストが行われるという珍しい出来事がありました。
というのも、かねてから日本のプロ野球で活躍したいと希望していた米国人投手のトーマス・コーゾさん(24歳)が来日。たまたま東京に来たタイミングで後楽園球場を訪れ、阪神の杉下茂監督(当時40歳)に阪神入団を申し込み、臨時でテストが実施されることになったのでした。
藤本定義総監督(※この方は戦前期に巨人の監督を務めていたこともあります)と杉下監督が見守る中、コーゾさんはこの日の先発投手である阪神のエース、ジーン・バッキー投手のユニフォーム(背番号4)を借りて後楽園のマウンドに立ちます。
速球、チェンジアップと披露したコーゾさんでしたが、「スピードが足りない」と判断され、結果は不採用に...。夢破れたコーゾさんでしたが、「バッキー投手のユニフォームが着られただけ幸せ」と言い残して帰っていったそうです。
なお、この日の試合はバッキー投手の好投で巨人打線を抑え込み、1対1の接戦が続きましたが、8回裏に王貞治選手に特大の場外ホームランを浴びてしまい、1対2で阪神が敗れました。
参照 : 昭和41年6月16日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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