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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/06/25

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【今日は何の日?】6月25日=京浜東北線でとんだ追いかけっこ・東十条~王子(1979年)/ 雑学ネタ帳

06月25日(京浜東北線).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

45年前の1979(昭和54)年。夜9時53分ごろ、国鉄(現・JR東日本)京浜東北線東十条駅にて、赤羽発磯子行の南行電車(10両編成)が発車するためにドアを閉めたところ、4両目ドアがうまく閉じないアクシデントが発生しました。

車掌(24歳)が状況確認のためホームに下り、4両目に向かって歩いていたところ、問題の4両目も含めた全車両のドアがパタンと完全に閉まってしまいました

運転席の「戸閉め表示灯」が点灯したため、運転士(24歳)は通常通りに電車を発車。車掌をホームに置いてけぼりにしたまま、次の王子駅写真)へと向かって出発してしまったのです。

ところが、王子駅に到着したものの、車掌が不在のためドアは開きません。当然です。ついには乗客が騒ぎ始め、東十条駅からの緊急連絡で「車掌置き去り」を知った運転士は、あわてて運転席のスイッチを使い、ドアを開けて乗客を降ろしたのでした。

さて。置いてけぼりにされた車掌は後続電車の運転席に乗り、あとを追いましたが、王子駅ホームには本来、自分が乗っているはずの電車が停車しているため、ホームには近づけません。そこで車掌は王子駅の手前で線路へと飛び降り、線路上を走って王子駅へと到着。ようやく元の電車に復帰することができました。

この騒ぎによって、本来の電車が8分、後続の2本の電車が5分ほど遅延したそうです。うっかりミスの部類に入る事故ですが、この数分間、置いてけぼりにされた車掌も、置いてけぼりにした運転士もさぞ、生きた心地がしなかったことでしょう。

 参照 : 昭和54年6月26日付の読売新聞朝刊

      文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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