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【今日は何の日?】6月28日=船長とグルになった石炭窃盗団が捕まる・大田区(1954年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど70年前の1954(昭和29)年。石炭運搬船の船長とグルになっては大量の石炭を盗み出していた窃盗団6人衆が、この日までに東京水上警察署に検挙されました。
窃盗団は大田区大森在住の32歳男と港区田町在住の31歳男ら。グルになっていた船長は中央区湊町在住の36歳男でした。
男らは前年(53年)9月ごろから、毎日交代で大田区の呑川河口で見張りに立ち、石炭運搬船が入ってくると二人組で乗り込み「1トンについて1,000円やるから、知らんふりをしていてくれ」と船長に交渉。交渉が成立すると、夜も更けてからハシケ船で乗りつけ、3トンから5トンの石炭をゴッソリと盗み出しては、付近の石炭商に売り飛ばしていました。
窃盗団はこれまでの数十隻の輸送船から石炭約100トン、80数万円分を盗んだと自供しています。
河口での見張り、深夜にハシケでの石炭運搬と、なかなかの肉体労働ですが、石炭がまだ「黒いダイヤ」と呼ばれていた時代ならではの犯罪ですね。
参照 : 昭和29年6月29日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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