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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/07/01

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【今日は何の日?】7月1日=ポニー・ビデオが売り出される(1970年)/ 雑学ネタ帳

07月01日/オープンリールVTR.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

54年前の1970(昭和45)年。ミュージック・テープの販売会社だった「ポニー」が、同社とフジテレビなどで設立した「フジポニー社」製作によるオープンリール型のビデオソフトポニー・ビデオ」を発売開始しました。

家庭用ビデオデッキの普及はまだまだ先のこと。約10年後の昭和50年代中盤からに後半にかけてのこととなります。そのため用途は完全に業務用。販売ルートとしては電機・音響店、書店などのほか「ポニー・ミュージックシティ(音楽テープの専門店)」など、全国で1,000店以上を確保。すでに三井銀行(現・三井住友銀行)では、このポニー・ビデオを本店を含む都内9店のロビーで流すことを決めたとか。

気になる第1回新刊のビデオ作品は「記録映画『大サハラ ~ 京大学術探検隊とともに』 上下巻」「料理講座 包丁の使い方/土井勝」「近代ゴルフ教室」「鉄腕アトム」「古典落語 明烏/桂文楽」「レッツ・プレイ ボーリング」「バレエへの招待 白鳥の湖/牧阿佐美バレエ団」など15種類。

いずれも30分以内のカラー作品で、価格は1本につき2万円から3万円とかなり高額。ポニーでは今後、毎月15種類の新刊を発売する予定でした。

当時、近い将来の家庭用ビデオ時代到来を見越して、各メーカーがビデオ開発に力を入れていました。しかし再生用の機器は20万円以上もする高級品であり、すでに市販を始めていたソニー東芝、7月中に発売が予定されている松下日立など各メーカーのカラーVTRの規格が統一されておらず(※モノクロは統一)、ソフト販売の遅れが目立っていました。

そのような不安定な情勢もあり、ポニーでは新刊発売のターゲットを一般家庭ではなく、業務用へと絞った模様です。

  参照 : 昭和45年7月1日付の読売新聞夕刊

  文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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