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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/07/04

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【今日は何の日?】7月4日=走行中の貨物列車にとんだ落とし物・恵比寿(1962年)/ 雑学ネタ帳

07月04日(貨物列車).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

62年前の1962(昭和37)年。深夜1時54分ごろ。国鉄山手線の恵比寿駅(東京・渋谷区)構内の山手貨物線を時速60km(推定)で走行中だった新鶴見発大宮行きの貨物列車を牽引する電気機関車に突如、ドスンという衝撃音が響き渡りました。

急なことに機関士(30歳)があわてて急停止。すぐに機械類を綿密に調べたところ異常ナシ。そのまま渋谷~原宿と約5kmを走らせ、新宿駅に着いてから念のために機関車の外に出て、再び異常を確認していたところ、なんと機関車の屋根の上に見知らぬ男性がのびていたのでした。

男性は目黒区下目黒在住の会社員(26)東京鉄道管理局(東鉄)の調べによりますと、男性は7月3日の夜、友人と酒を飲んで帰宅する途中、酔っぱらって恵比寿駅近くの渡線橋から転落。たまたま通りかかった電気機関車の屋根にのっかり、そのまま新宿駅まで運ばれていた......という顛末でした。まるで漫画か映画のようなお話です。

男性のケガは全治2か月。東鉄側でも「手すりは高いし、下には長さ1mのヒサシがついている。落ちるのがちょっと早ければ(機関車に)ひき殺されていたところだが、こんな"お客さん"は初めて」と驚くばかりだったそうな。

 参照 : 昭和37年7月4日付の読売新聞夕刊 

        文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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