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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/07/07

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【今日は何の日?】7月7日=花月園競輪で1,000人が大暴動!(1967年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1967(昭和42)年。花月園競輪場(横浜市鶴見区)にて開催の第8レースにて、本命と対抗が予想に反する結果が出て、3万920円もの大穴が出ました。これに対して観客約1,000人が「八百長だ!」と騒ぎ出し、大暴動へと発展する事件が起きました。

午後3時30分ごろ。第8レース(2,800m)でトップを走っていた対抗の須田幸雄選手(21歳)が、何をカン違いしたのか? ラストの7周目を回らずに選手出入口の方へと曲がろうとしました。そこに後続の山中義実選手(34歳)、松本広導選手(22歳)が接触して落車。レースは乱れに乱れ、本命の木村実成選手(26歳)は3着に。その要因を作った須田選手は失格となりました。

この結果にファン約1,000人が「八百長だ!」と騒ぎ出し、事態は一気に暴動モードへ...。コースにはくずかごや空き瓶などが投げ入れられ、第三投票所の窓ガラスは滅茶苦茶に割られ、さらには乱入した観客が、第9レースの売り上げ金から約200万円を盗み出しました

この事態に神奈川県警警官約500人を出動させ、騒ぎは一時的に鎮圧されましたが、第9レースの途中でまたもやコースに物が投げ入れられ、ついにレースは中止。エスカレートした観客が警官に向けて投石したり、殴る蹴るの暴行。今度は約1,000人がコース内へと侵入し、レース用自転車を乗り回したり選手控室の窓ガラスを割るなど、やりたい放題の暴徒と化したのです。

午後6時30分。警官隊は暴徒を場外の丘の上へと退去させましたが、今度は路上に駐車中の中日新聞社がチャーターしたハイヤーが横倒しにされたうえに放火され、続いて神奈川県警のバイクも焼かれてしまいました。

結果、神奈川県警鶴見署が7人を逮捕。警官、消防署員ら14人、ファン23人が負傷し、取材中の毎日新聞社の記者が右目を殴られて軽傷を負ったうえ、カメラを奪われました

騒動のきっかけとなった須田選手は花月園制裁審議会の結果、3か月間の同競輪出場停止が決定。また7月8日以降、7月中の花月園競輪の開催は打ち切りが決定しました。

大正時代から終戦直後までは「東洋一」とまで謳われた大遊園地。50(昭和25)年からは競輪場として親しまれていた花月園でしたが、2010年3月をもって競輪場は閉鎖。現在は鶴見花月園公園として整備され、このような物騒な事件があったことが夢か幻だったかのように静かな広場に。まさに「兵(つわもの)どもが夢の跡」といった感じです。

 参照 : 昭和42年7月8日付の毎日新聞朝刊

         文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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