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ニュース 今日は何の日?雑学 2024/07/18

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【今日は何の日?】7月18日=クマ君ごめんね......4頭を断腸の思いで射殺・金沢(1964年)/ 雑学ネタ帳

07月18日(ツキノワグマ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど60年前の1964(昭和39)年。石川・金沢市の卯辰山にあった金沢ヘルスセンター動物園(93年に閉園)裏の崖が豪雨のため崩落し、放し飼いにされていたツキノワグマのコンクリート製囲いと、カバのオリが壊れそうになりました。

カバはただちに飼育員によって避難させられましたが、クマ4頭に関しては、崖下に民家が密集しているため、危険回避のため断腸の思いで射殺することが決定。

4頭のクマはいずれも白山山麓で生まれた4~7歳のオス。体重150kgのボス熊から、20kgのチビ熊まで同園のマスコット的存在で子どもたちの人気者でした。

クマたちは射殺されるとも知らず、直前までいつものように手を叩きながらエサをねだる愛らしい仕草を繰り返しており、つらい思いの係員は目をつぶって引き金を引いたそうです。

雨に打たれて冷たくなった4頭の遺体に、スタッフらは夏菊の束を供えて冥福を祈りました。 

 参照 : 昭和39年7月19日付の毎日新聞朝刊

        文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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