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【今日は何の日?】7月31日=上野動物園で「模様のないキリン」がお目見え(1967年)/ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1967(昭和42)年。東京・上野動物園で7月25日に誕生したキリンの赤ちゃん・リョウ子ちゃん(メス)がこの日、初めてお目見えしました。
リョウ子ちゃんは生まれつき、キリン特有の茶色に白の網目模様がなく、全身が薄い茶褐色。動物学の権威である同園の元園長である古賀忠道氏も「野性ではあるだろうが、動物園でこんなキリンが生まれたのは世界で初めて」と語っています。
この日、初めて広場へと出たリョウ子ちゃんは元気いっぱい。網目のない原因について、飼育係は、リョウ子ちゃんの祖母にあたる「みなみ」も色が薄かったこと、また両親にあたる「たかを」(オス・18歳)と「ネック」(メス・7歳)が父娘という関係にあり、近親婚であったことを挙げ「そのあたりに原因があるのでは」と推測しています。
残念ながら、リョウ子ちゃんは74(昭和49)年2月に急性びらん性第4胃炎(慢性栄養不良)のため、6歳7か月で死んでしまいます。キリンの平均寿命(20~25年)からすると、かなり短い一生でした。
参照 : 昭和42年7月31日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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